●定年後はのんびり南米生活 定年後に物価の高い日本での生活を後にして南米に移住する人が増えています。 その理由は親日国が南米には多い事と地震などの自然災害が少ないということです。 多くの南米に住むラティーノは温かい性格をしているので、暮らしてみるとストレスが無くゆったりとした生活を楽しむことが出来ます。 では日本から移住するとしたらどんな南米の国がおすすめなのでしょうか。 ・ヨーロッパに住んでいるかのようなアルゼンチン アルゼンチンと言えばタンゴや牛肉が有名です。 またパリのような美しい町並みが印象的なブエノスアイレスも人気の観光スポットです。 アルゼンチンは南米のパリと呼ばれるほど町並みがどの街でも美しく、ヨーロッパのように骨董品を大切にしたり庭をキレイにしたりして生活を楽しむ文化があります。 温泉が出るサルタという地域があったり、スイスのような山並みが美しいバリロチェという街があったりして、非常に変化に富んだ住みやすい国です。 アルゼンチン人はルーツがイタリアと言われているのでワインを愛し、食事をゆっくりと時間をかけて行う習慣があります。 ワインは非常にリーズナブルに手に入れることが出来て、500円も出せばおいしいピノノワールやマルベックを飲むことが出来ます。 ワイン好きであればワイン農場のボデガ巡りをするのも楽しいことでしょう。 永住ビザは10万ドルほどで申請できるようになっています。 土地を買うことができますし、物価が日本よりも安く治安が安全なので定年後の住みかには最適です。 ・アメリカンなラフなブラジル ブラジルは親日国で日本人に対する敬意や親しみを持っている国民性が魅力的です。 日本から移住した日本人の子供たちも大勢住んでおり、いたるところで日本人や日系人を見かけます。 ブラジルと日本は文化の面でも交流していてブラジルサンバだけで無く、多くのブラジルや日本の文化がお互いの国で見られています。 大きな都市には日本人の街があり日本食などを簡単に購入することが出来ます。 お豆腐や納豆などを買うことが出来ますし、日本から輸入したおせんべいやラーメンなども普通に食べることが出来るんです。 毎月2000ドル以上の年金を受給しているなら、シルバー移住査証が発行されているので定年後には住みやすい国となっています。 気候も温暖ですし、人が優しく年配の人を街ぐるみで大切にするので安心して暮らせます。 バスに乗っても必ず年配者には席を譲ることが徹底されているのには驚きます。 クレジットカード社会なので、日本から持って行ったクレジットカードがあればほとんど現金を使わずに生活できるのも安心です。 物価が上がってきているもののまだまだ日本よりも安いものが多いので、日本より安く生活することが出来ます。 日本人が多く住む街に住むなら、日本人会からの生活面のサポートを受けたり交流を楽しめますよ。 ・日本語のままで暮らせるパラグアイ パラグアイも南米を代表する親日国となっています。 日本人が移住しているイグアスやピラポなどの街は日本語だけで生活することが可能です。 病院も日本人のお医者さんがいるので安心ですし、お味噌や日本米も日本人の農家が作っているので新鮮なものを食べることが出来ます。 日系人も三世くらいまでがパラグアイに生活していますが、日本語学校があるゆえに他の南米の国に比べても日本語がまだまだ残っています。 移住許可証も南米の中で一番安く簡単に取れると言われています。 5000ドルの預金を1年間すれば基本的には移住許可証を取ることが出来ます。 1年するとこの5000ドルは手元に帰ってくるので、他の国のように多額のお金を準備する必要はありません。 家賃も2万円弱で大きな家を借りることが出来ますし、車も4000ドルほどでちゃんとした物が買えるので生活面でも苦労しないでしょう。 国全体が親日なのでストレス無く生活できますし、食事も気候も日本に似ているのでおすすめです。 何よりも地震や津波などの災害が無いのが安心できます。 ・常春で過ごしやすいコスタリカ コスタリカは日本だけでは無くアメリカからのリタイア後に生活する場所として人気です。 気候は常春で過ごしやすいですし、山と海の豊かな自然に囲まれているので楽園のようだとも言われています。 軍隊を持たないのでスイスのように中立国で戦争の脅威がありません。 教育レベルも高いので人々の生活も豊かなのが特徴です。 比較的高地に位置するために真夏でも空気が乾燥しているので生活しやすくなっています。 リタイアメント査証を取得するには、毎月1000ドル以上の年金を受け取っているか、毎月2500ドル以上の金利を受け取っている必要があります。 年金1000ドル以上というのは敷居が低いのでビザを取りやすいですね。 個人の不動産売買も認められているので、日本よりはるかに安く持ち家を持つことができます。 南米は日本には無い人間交流の温かさやお年寄りに対する敬意が国全体を通してみられます。 日本人も全体的に多く住んでいるので、リタイア後の新しい生活を始めるのにはおすすめです。 一度旅行で訪れて自然が豊かな南米を味わってみるのはいかがでしょうか。